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「あ~、もう嫌だ!」こんなにも寝苦しいとは思わなかった「夏キャンプ」のテント泊で快眠するコツとは?

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover

接触冷感のタオルケットやウェアで快眠

自宅の寝室で使っている方も多いかと思いますが、最近では接触冷感(触れた部分がひんやり冷たく感じる)のタオルケットがさまざまなメーカーから発売されており、夏キャンプでの必需品になっています。タオルケットであれば車載しても嵩張らないうえ、圧縮袋を活用すれば省スペースで人数分をクルマに載せることができます。

接触冷感のタオルケット

また、タオルケット以外にもひんやりマットや接触冷感のインナーウェアやTシャツ、薄手のパーカなどもあるので快適に寝るためにも用意しておくと良いでしょう。

日焼け対策をしっかり行う

若気の至りで日焼け止めやラッシュガードを着ることなく、海水浴を楽しんでいてその晩に体調を崩したことがある人もいるのではないでしょうか。日焼け(サンバーン)はれっきとした火傷であり、長時間ジリジリと日焼けしている状況は、遠赤外線でお肉をじっくり焼いているような状態ともいえます。

症状が酷い場合、日焼けにより発熱や悪寒を発症することがあり、肌の痛みも相まって一睡もできなくなってしまうこともあります。山のキャンプでも、夏であれば日焼け止めでしっかり対策するほか、薄手の長袖を着用するなどの日焼け対策することが欠かせません。

夏キャンプは虫除け対策も大切

最後に、暑さ対策ではありませんが、蚊による虫刺されやブユやスズメバチによる被害に遭わないように注意しましょう。スズメバチはとくに重篤なアレルギー症状(アナフィラキシーショック)により、最悪の場合、命を落とすこともあります。黒や色の濃いものを標的にする特性があるので、夏のキャンプでは黒い服装を避けることが一つの対策になります。

また、ブユに刺されるとブユの唾液に含まれる毒素によって、皮膚に激しい炎症を起こすことがあります。できる対策としては、長袖・長ズボンで肌を露出させないことが効果的な対策になります。

いずれにしても夜間、虫刺されによる痒みや炎症などに悩まされ眠れない夜を過ごすのは苦痛です。虫除けスプレー(キャンプサイト全体にバリアするスプレーもあり)や蚊取り線香などで、しっかり対策して快適で楽しいキャンプを過ごしましょう。

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