「パップテント」を知っていますか? もともとは軍用で使われていた2人用程度の小さなテントで、非常に軽量かつ設営が簡単なのが特徴。「パップ」は「PUP」と書き、英語で仔犬という意味です。諸説ありますが、普通のテントより一回り小さいテント、という意味でこう呼ばれるようになったともいわれています。
シンプルと高機能を併せ持つテント
現在ではキャンプ用テントのいちジャンルとして定着していますが、このパップテントをアレンジしたアイテムがDODの「パップフーテント」。「パップ風」という意味で、パップテントをベースにしながら全く新しいものに仕上がっています。
その秘密は、4通りのスタイルに切り替えられるアレンジ性の高さ。キャノピー(ひさし)は両側にサイドパネルが展開できるようになっており、サイドを開けばパップテント風、閉じればベイカーテント風に。これが基本の形です。
シーンに合わせてスタイル変幻自在!
2つめのスタイルは、キャノピー延長モード。テント本体と別にタープ生地が付いており、これをキャノピーに接続することができます。ひさし部分が前に広がるので、日差しや雨を防ぎたい時におすすめのスタイルです。
そして、このタープ生地を地面に固定すれば、「焚き火モード」に。焚き火台へ吹き込む風を軽減するとともに、火の暖気を自分のほうへ反射させることができます。
そして究極系。2つのテントを向かい合わせにして接続でき、ひとつのリビングとふたつの寝室を作れる「ソロデュオモード」。寝室は共有しないので、友人同士のデュオに最適です。
高い機能性を持ちつつも、パップテントの持ち味であるコンパクトさと設営の簡単さを担保した「パップフーテント」。バイクや徒歩でのソロキャンプでも使えるおすすめのテントです。