乾電池で駆動できると災害時も安心「LEDランタン」
【製品名:LEDLENSER ML4/実売価格:5940円程度】
夜のキャンプではランタンは欠かすことのできない存在ですが、これは災害時も同じです。明かりがなければ、行動が制限されてしまいますし、災害時のような状況下では、暗がりは気持ちをいっそう不安にさせるからです。
災害時のことを考慮すると、やはり気になるのは「駆動時間」と「電源」です。バッテリーはできるだけ長持ちしたほうがいいのは当然ですが、問題なのは、災害時は停電が発生し、充電ができなくなる可能性があることです。そこで、「乾電池タイプか、乾電池と充電池両対応のモデルを選ぶといいでしょう」(篠原さん)
そこでおすすめは、ライトの名門ブランド、LEDLENSERの「ML4」です。最大光束300lm。長さ9.7cm、重量71gというミニサイズで、携帯性も抜群。充電池または単3形電池が使用できます。
赤色点灯モードや蓄光機能を持ち、IP66の防塵・防水性能を備えるなど、「いざというときでも安心できる仕様にも注目です」(篠原さん)。明るさやサイズの異なるモデルも用意されていますので、用途に合わせて検討してみるのもいいでしょう。
【主なスペック】
■サイズ:直径29mm×長さ97mm
■質量:71g(電池含む)
■電源:専用充電池、単3アルカリ電池×1本
■充電時間:約2.5時間
このように、キャンプ道具には、災害時にも活躍が期待できる能力を持つものがたくさんあります。普段から手の届く場所に常備しておけば、緊急時も安心です。
なお、電気製品の場合、いざ使おうとしたら電源が入らない、充電されていない、となってしまっては意味がありません。普段からのメンテナンスも意識しておきましょう。
【取材協力】
監修:篠原義夫
プロフィール:パソコン雑誌などの編集スタッフを経て、フリーライターとして独立。専門分野はパソコンやスマホ、タブレットなどのデジタル機器が中心だが、十数年来の趣味とするキャンプ関連の記事も嗜む。初心者にもわかりやすい記事を心がけて執筆活動を続けている。