日本初上陸のドイツ製クーラーボックス「QOOL(クール)」をご紹介します。このクーラーボックスは、驚くほど長時間の保冷が可能。これまで諦めていた保冷が必要なアイテムを持っていくことができれば、アクティビティの幅も広がりそうです。
絶対に冷気を逃さない! 世界も認める高い技術のパネルを使用
一般的なアウトドア用クーラーボックスには、保冷効果を得るために発泡スチロールや発泡ウレタンが使われています。それよりも機能性の高いラインナップには、「真空断熱パネル」が使われ保冷時間も長いのですが、QOOLはさらにそれを6面全体に使用した最上位クラスのクーラーボックスです。
QOOLは、「va-Q-tec(バキュテック)社」という真空断熱技術のパイオニアが立ち上げたブランドです。その技術はコロナウイルス用ワクチンをはじめとした医薬品の輸送や、自動車・航空機など、信頼性が必要なさまざまな分野で採用されています。
その高い技術によって生まれた真空断熱パネルは、一般的なクーラーボックス用の断熱材に比べ10倍以上の断熱性を持ち、蓋と本体の接合部分には「QOOLエアシール」という密閉製が高い機構が使われているため、安定の保冷効果を発揮します。その高い技術が使われている点が、QOOLが特別なクーラーボックスといえる理由です。
ラインナップは4種類。Mサイズ(27L)とLサイズ(43L)があり、それぞれブルーとブラックがあります。ブラックは、外装の約25%にリサイクル原料を使用した、エコなプロダクトです。
驚きの性能を検証済み! 保冷剤を使わなくても長時間温度をキープ
ドイツで検証された、保冷時間を計測した動画「The QOOL Ice Cube Challenge」では、ボックスいっぱいに入れた氷が水になるまでにかかった時間を計測しています。その結果、Mサイズは17日後、Lサイズは19日後になるまで氷が溶けずに残っていました! 数日間のアウトドアワークでしたら、十分な機能を発揮することがわかります。
ボックスのみでも高い機能性をもった商品ですが、別売りのエレメントと呼ばれる専用保冷剤を入れると、どのような気象条件でも最大10日間ボックス内の温度を一定に保ちます。用途に合わせて、「マイナス20℃~マイナス10℃の冷凍状態」「マイナス2℃~2℃のチルド状態」「2℃~8℃の冷蔵状態」の3種類が用意されています。
ボックス内には70kgまで積載可能。デザインは凹凸が少なく、機能が最小限でスリム。クルマに他の荷物と一緒に積む時にも積みやすい形です。
蓋の上は150kgの対荷重があるので椅子のように使っても、上に物を積んでも安心。蓋部分がきれいな平らなので、別売りのカッティングボードを載せて、調理台や机としても使えます。
全てリサイクル可能な素材を使用しており、環境にも配慮しています。保存がネックで今まで持っていけなかったフレッシュな材料も、QOOLを使って楽しむことができそうです。