キャンパーそれぞれの独自視点から、オススメのキャンプ場を紹介するリレー連載企画。ファミリーキャンパーの今井茉利さんの第2回目は、牧場型レジャー施設の敷地内にあるキャンプ場です。
上のお子さんが5歳、下のお子さんが2歳だった2016年にキャンプを始め、いつの間にかキャンプが夫婦共通の趣味になっていた今井さん。自然に癒やされたり、子どもたちと衣食住を考えた準備や行動をしたりするのがとても楽しく、年に10~15回ほどファミリーキャンプに出かけているそう。
子どもが楽しめそうと思ったのが決め手
「住まいが神奈川なので、千葉までは1時間半ほどの距離でちょうどいいこともあり、千葉のキャンプ場に行ってみたいと思って調べたんです。そのときに成田ゆめ牧場のキャンプ場を知りました。牧場に隣接していて、キャンプ以外に牛の乳搾りや動物とのふれあい、乗馬や芝すべり、バターやジャム作り教室なども魅力的で、初めて訪れたのは子どもが5歳と2歳のとき。まだ小さかったこともあって、子どもも楽しめておもしろそうだと思い出かけてみることにしました」(今井さん)
キャンプ場の利用者は牧場がお得に利用できる優待入場券があり、滞在中は何度でも利用できるというのもうれしいポイントです。
「キャンプ場には電源あり or なしが選べる7つのキャンプサイトがあり、我が家はポータブル電源を持っているので、広々使える電源なしのオートサイトを予約しています。これまでに何回か利用させていただきましたが、サイトによってはところどころ傾斜があって寝にくかったり、テーブルの設営が難しかったりと、サイト選びは慎重に吟味したほうがよいと思います。サイトは一面に芝生が広がりとても気持ちがいいですよ」(今井さん)
予約制のキャンプ場ですが、予約ができるのは電源サイト(A~Cの区画サイト)か一般サイト(D~Gのフリーサイト)かのみ。サイト内のどこのエリアを利用するかはチェックインをした人から先着順。希望のエリアがある場合は、早めに出かけて場所を確保しましょう。
水鉄砲や虫取りなど季節ごとの遊びが豊富
「滞在中はゆめ牧場で牛の乳搾りを体験したり、暑い日は子どもたちが水鉄砲を持参して、遊んだりしたこともあります。自然豊かで大きなバッタにも出くわすこともあるんですが、虫好きなお子さんは虫取り網や虫かごを持参していくと楽しめると思います。我が家は家族全員虫が苦手なので虫取りはやらないのですが、姪っ子を連れて行ったときはカエルを捕まえていました……。秋や冬はテント内でUNOやトランプゲーム、お絵描きやシール貼り遊びをしてます」(今井さん)