山頂からは快適天空回廊を滑空して下るだけ!
来た道を雷岩まで戻り、同稜線上でランチ休憩をとります。右手には富士山と大菩薩湖。大菩薩峠まで続くこの稜線は、山歩きの醍醐味。ただただ開放的な天空回廊。でも時折岩場。足もとに注意しながらの稜線旅(この稜線が素晴らしい!)は、何度訪れても気持ちいいんですよね。振り返ればこの稜線。まさに天空回廊! そのため2000m地点標識で休憩を取るハイカーも多いです。
避難所のある「賽ノ河原」まではコースタイムで約30分。ここからちょっとした登り返しを経て「大菩薩峠」まで10分少々。ここから見渡す稜線も、また素晴らしいんです。その先に小説「大菩薩峠」を執筆した作家・中里介山からとった由緒ある山小屋「介山荘」の屋根が見えます。
介山荘から緩やかな下山路を歩くこと40分で朝の分岐点・福ちゃん荘まで。山中にはトイレはありませんが、介山荘と福ちゃん荘の2箇所、そして最後の登山口駐車場にもトイレを用意とホスピタリティ面の充実も見落とせないメリットです。周回全体で約3時間。介山荘からの下山路で鹿を見かけるラッキーもあるかも。
この標識は訪れたハイカーのアイコンであり、インスタポイント。ソトラバスタッフも2グループにシャッターを頼まれました。
下山途中でハイカーに人気なのは「天目山温泉」でしょうが、ソトラバスタッフはもう少し先にある「田の湯」温泉に車種を突っ込んでの湯浴みを選択。若干ですが、こちらの方が入浴料は安く、なおかつ先客不在で湯船独り占めでした。