ソトラバ

我が家のマイカーは「動く山小屋」! 親子の夢を詰めこんだ「バンライフ」なボンゴが個性的過ぎる

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover


トヨタ・ハイエースや日産・NV350(キャラバン)といった、ほかの1BOXタイプの商用バンと比べると、比較的お手頃な価格で購入できるマツダのボンゴ。クルマ自体が安価だから躊躇なくカスタマイズできる注目の車種でもある。紹介するオーナーのヒゲと葵さんは、そのボンゴを家族の思い出作りに貢献するアウトドア仕様にモディファイしている。

実用に特化したマツダ・ボンゴバンは「外アソビ」にも最適な1台

もともとキャンプやサーフィンなどアクティブな趣味があり、その一環でクルマも車中泊ができる広い1BOXを好む。以前乗っていたのは三菱・デリカとトヨタ・グランビア。その後は維持費が安い軽バンに乗り換えたものの、子どもが産まれた後は少々手狭に感じてしまったそうだ。

そこで乗り換えを決意し、選んだのがマツダのボンゴバン。じつに21年間も生産された、ロングセラーの4代目である。選んだ理由は前席が3人がけだから家族3人にはちょうど良く、荷室をD.I.Yで自由にアレンジできること。アクティビティのサポートカーとしてはもってこいの1台だ。

車中泊仕様にカスタマイズしたマツダ・ボンゴバン

またロングセラーだから中古車市場のタマ数も多く選び甲斐があり、他社の1BOXと比べるとお手頃価格で購入できるのも大きかった。「それにボディサイズもそこまで大きくないので、これなら嫁さんも運転できるかなと思いました」。

納車後はすぐ、娘さんと一緒にボディをハケで全塗装。用意したのはD.I.Y派から注目を集めている、「タカラ塗料」の水性塗料。汚れが目立ちにくいという理由でベージュ系の塗料を選び、丁寧にペイント。大きなキャンバスに描かれた娘さんのイラストもアクセントとなっており、これで親子の思い出がひとつ増えたというわけだ。

家族写真

そもそもこのボンゴの車内は、娘さんが遊ぶことを考えてコツコツ作り上げたもの。コロナ禍もあって出かける機会も減ったため「おままごとができるようにダミーの水道を付けたり、楽しく遊べるように工夫を凝らしました」。

その一方で大自然に映える「山小屋」を裏テーマとして掲げ、木材をふんだんに使って温かみのある空間に仕上げている。木材はホームセンターで調達したほか、自然が生んだ流木もあちこちに活用。味のある質感に癒やされている。

   

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