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イワタニ・プリムスに聞く!! 意外と知らない「ストーブ」の使い分け術【vol.02】 シングルバーナー・直結型編

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  • ガス調理器具の「ストーブ」
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  • 153ウルトラバーナー
  • 153ウルトラバーナー

「キャンプ飯」づくりに重宝する持ち運び可能なガス調理器具「ストーブ」には、用途に応じてさまざまな種類があります。今回もスウェーデンの老舗・プリムス社のストーブを展開するイワタニ・プリムス株式会社の広報担当・金牧秀明さんに、その選び方や扱い方についてお聞きしました。  

少人数向けのシングルバーナー

野外で料理をつくる際に便利な調理器具のガスストーブには、主にシングルバーナーとツーバーナーの2種類があります。

「シングルバーナーは火が出る火口が1口のもので、1人とか2人とかの少人数用の調理に向いています。これに対し、2口のものがツーバーナーで、それ以上の人数分の料理や、複数メニューを同時に調理する際に適しています」(金牧さん)

イワタニ・プリムスの代表的なシングルバーナーが、堅牢設計のプリムス伝統モデル「2243バーナー」です。 日本のガスシングルバーナーの歴史ともいえるこのモデルは、3600kcal/hという高出力に加え、シンプルで安定感があります。

  

X字ゴトクは一見、無防備に見えますが、驚くほど風に強いのが特徴。バーナーヘッドを4つに区切り、ひとつの区画が風で消えてしまっても、他の区画は着火を保つように設計されています。コッヘルとX型グリッドで風の吹き抜けをなくすので、効率よく調理が行えます。  

【データ】

■2243バーナー

参考価格:8800円(税込)

出力:4.2kW/3600kcal/h(T型ガス使用時)

ガス消費量:250g/h

燃焼時間:約55分(IP-250タイプガス使用時)

ゴトク径:120mm

収納サイズ:10.7cm×10.7cm×5.9cm

本体重量:253g

                            

「この長く愛された伝統モデルから発展して、ユーザーのニーズに合わせてよりコンパクト化、軽量化をめざした商品開発が進み、新たなモデルが次々と誕生しています」(金牧さん)

ではここで、さまざまな特徴を備えたシングルバーナーのストーブを、ひとつずつ見ていきましょう。

持ち運びしやすくハイパワーなスタンダードモデル

【商品名】153ウルトラバーナー

3600kcal/hという圧倒的なパワーを保ちながら、2243モデルの半分以下という軽量なボディを実現し、携帯性をアップ。安定性の高い4本ゴトク、垂直に配置した点火装置により、全体的にスマートなデザインです。ハイパワー、コンパクト、軽量と三拍子揃ったウルトラバーナーは、ハイキングから高所登山まで幅広く活躍します。

    

【データ】

■153ウルトラバーナー

参考価格:1万1000円(税込) ※圧電点火装置付き

出力:4.2kW/3600kcal/h(T型ガス使用時)

ガス消費量:245g/h

燃焼時間:約55分(IP-250タイプガス使用時)

ゴトク径:大148mm/小90mm

収納サイズ:7.5cm×8.8cm×3.0cm

本体重量:116g

https://www.iwatani-primus.co.jp/products/primus/products/stoves/p153.html

     

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