ガスストーブの仕組みと機能
プリムスのガスストーブにはさまざまな種類がありますが、共通する主な仕組みや機能は次の通りです。
ストーブの使用方法と燃焼の仕組みは以下の通りです。
プリムスのねじ込み式ストーブは、ガスカートリッジのねじ込み式バルブに装着して使用します。使用するガスカートリッジには、圧縮されて液体になったガスが充填されています。
器具を装着していないときはガス側のスプリングにより弁が押し上げられているため、ガスは外に出ませんが、器具を装着すると器具栓にあるピンがガスカートリッジの弁を押し下げます。さらに、器具栓のつまみを回して開くとガスが流れるので、点火させて燃焼させるという仕組みです。
「ガスカートリッジを装着してつまみを回し、点火するだけですぐに使えるというのがガスストーブの最大のメリットです。モデルや使用環境にも左右されますが、1リットルのお湯を5分程度で沸かすことができ、使うときだけつければいいのでとても便利です」
今回はストーブの基本のきである、仕組みと機能について、金牧さんに教えていただきました。次回は携帯に便利で使い勝手もいい、シングルバーナーのストーブについて学んでいきます。
【取材協力】
■イワタニ・プリムス