トナラーキャンパーへの対策術
キャンプ場は公共の場でもありますが、テントサイトは我が家のようなもので、やはり一定の距離感を保ち、プライバシーを確保したいというのは当たり前の心理でしょう。しかし、運悪くトナラーキャンパーに遭遇してしまったら、プライベートを覗かれないようクルマを置く位置を変えて、目隠しするなどの対策を打つことでプライバシーを確保することができます。
また、あえて炊事場やトイレ、売店からの距離が離れた不便で不人気な場所を選ぶのもありです。ただし、せっかく開放的なキャンプ場に来たのにそれを享受できないのは残念ではありますが……。
ほかにも、トナラーキャンパーが設営する前であれば「こんにちは!」と挨拶して、「うちはファミリーキャンプで小さい子どもがいるのでご迷惑をおかけしてしまうかも知れません」と伝えることで、波風立てることなく退いていただくことができるかもしれません。
フリーサイトではトナラーキャンパーは避けられない?
「フリーサイト」は読んで字のごとくスペースを自由に使えるサイトです。好きな場所にテントを立てることができ、区画サイトよりも開放的なスペースが魅力ではあるのですが、フリーがゆえにこうしたトナラー行為を咎めることができないのも事実です。そのような状況のなかキャンプを続けなくてはいけないのは苦痛ではありますが、こうした無神経なキャンパーがいることも理解しながら、キャンプ場を吟味することも必要なのかもしれません。