モデル名:WHITEHOUSE CAMPER WHITE LINE VERONA
2023年7月1日(土)〜2日(日)の2日間、東京ビッグサイトの東7・8ホールを舞台に開催された「東京キャンピングカーショー2023」。同イベントには90社が出店し、約200台ものキャンピングカーが会場を埋め尽くしていました。2日間の来場者は1万6369人を記録し、史上最大級のイベントとして大成功を収めたのです。今回のイベント潜入第3弾のレポートとして、ホワイトハウスの最新作「WHITE LINE VERONA」(ホワイトライン・ヴェローナ)に注目しました。
ハイエースに代わりデュカトがキャンピングカーを席巻か?
今回の「東京キャンピングカーショー2023」で目立っていたのがフィアットプロフェッショナル・デュカトをベースにしたキャンピングカーたち。数年前まではトヨタ・ハイエースの独壇場でしたが、少数派として日産キャラバンやメルセデス・ベンツVクラスを見かける程度で、ここ最近はデュカトの躍進は目覚ましいものがあります。
イタリア生まれの商用バンとして誕生したデュカトは、欧州の流通を支える重要なモデルであり、LCV(Light Commercial Vehicle)と呼ばれています。イメージは欧州のハイエース的な存在ですが、その魅力は汎用性の高さとそのサイズ感。ラインアップには3種類のボディが用意され、車幅はどれも2050mmと共通ですが、ベーシックなL2 H2の全長は5410mm、全高が2525mm。ミドルサイズのL3 H2は全長が5995mmとなり、最も大きなL3 H3は全長が5995mm、全高が2765mmのハイルーフ仕様になっています。