「遠くの音がよく聞こえると雨」
音の性質として、湿度が高いほうが伝わりやすくなります。つまり、遠くの音が聞こえるということは、湿度が高くなっている証であり、天気の崩れが予想できるのです。
「カマキリの卵が高い場所に産みつけていると、その冬は大雪」
直近の天気予報だけではなく、長期予報的な観天望気もあります。その一つが、これ。カマキリの卵が木の高い位置に付いていると、その年の冬は大雪になると言われます。卵が雪に埋もれないように、高い場所に産みつけているということです。
これらのほかにもさまざまな観天望気があります。いろいろ調べてみるのも楽しいと思います。
【取材協力】
■打越俊浩
■プロフィール:フリーライター。釣り、キャンプ、登山などのアウトドア系雑誌の編集、執筆、撮影を行う。プライベートな山行は、最近では低山が主流。釣りは鮎友釣り、渓流釣り、沖釣りなどを堪能して年間の釣行日数はトータルで30日ほど。