「焚き火」台は押さえておきたい

キャンプの醍醐味といえば焚き火ですが、。正直な話、バーナーがあれば最低限の料理はつくれます。つまり、無理して焚き火台を購入することはありませんが、やっぱりキャンプでの焚き火台は、欠かせない一大イベントです。

焚き火台を上手に活用できれば、お湯を沸かすことができ、暖も取れる暖房器具として重宝します。昨今、焚き火が大きなブームになっていることもあり、各アウトドアブランドだけでなくホームセンターでも優秀な焚き火台が、オリジナル商品として販売されています。

煙の少ない二次燃焼機能を備えたものやA4サイズのノート程度までコンパクトに収納できるアイテムまであり、選ぶ場合にはネットの口コミや評判を参考にするとよいでしょう。焚き火台を使う場合には、地面を焦がさないように配慮するスパッタシートや灰受けを用意することがキャンパーのマナーです。

まずはLEDタイプの「ランタン」を用意しましょう！

テント泊のキャンプは明るい時間だけでなく、夜間に対する準備も必要です。最近ではLEDを使った照明器具や雰囲気のあるオイルランタンなども人気ですが、テント泊の場合には照明器具を使い分けるのがポイントです。雰囲気のあるガソリンランタンやオイルランタンはテントサイトを照らすのに向いていますが、密閉されたテント内では一酸化炭素中毒を防ぐためにも燃料系ではないLEDランタンを用意することをおすすめします。

また、LEDランタンは虫が好む紫外線を発生しないこともあり、食事するテーブルなどに置いておくのもよいでしょう。虫が飛び交うテーブルで食事をするのは苦痛ですし、虫嫌いの子供や女子とともにキャンプする場合には、有効な照明器具になるはずです。話は戻りますがオイルランタンはホームセンターなどでも販売されており、価格も2000円程度で手に入れることができます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

【まとめ】キャンプ初心者は緩急をつけた道具選びが大切

今回はキャンプを始めようと考えている、ビギナーキャンパーに向けたアドバイスをしてきましたが、キャンプのスタイルは十人十色の趣味の世界であり、どれが正解という答えがないのも事実です。潤沢な予算があるのなら、高価なアイテムを揃えてしまうのもありですが、計画的に良いモノを選びたいのであれば、必要なアイテムからコツコツと揃えるのもありです。

しかし、間違って欲しくないのは「キャンプ道具は価格では判断できない」ということ。確かにテントやシュラフなど、機能性が求められるギアでは価格と性能が比例する傾向にありますが、脇役的存在の食器や調理器具などは価格と性能が比例しない場合も少なくありません。例えば高価なスキレットとお手頃なスキレットではそれほどの差はなく、フライパンや鍋などはアウトドア用の高価なクッカーセットよりも自宅で使っているティファール（取っ手が取れる）を持ち込んだ方が効率もよく、調理をしやすいこともあるのです。これからキャンプを始めたいのであればお金をかけるべきアイテムには妥協せず、サブ的なアイテムは100円ショップで揃えても十分だということを覚えておきましょう。