キャンプでの楽しみのひとつといえば、やっぱりごはん! バーベキューやホットサンド、カレーにホイル焼きなど、野外で作るごはんは格別ですよね。あれも作りたい、これも食べてみたいと、行く前からいろいろ考えてしまいます。そして、せっかくなら子どもも「おいしい!」と笑顔になれる料理を作りたいもの。
今回は経験豊富なファミリーキャンパーの今井さんに、子どもが喜ぶキャンプ飯を教えてもらいました。さらに今井さんおすすめの調理道具や、子どもに調理を手伝わせる際のポイントもご紹介! ぜひ、子どもとキャンプに行くときの参考にしてくださいね。
キーワードは「シンプル」今井家で大人気のキャンプ飯3選
今井さんがキャンプで作るとお子さんたちに喜ばれるというメニューのひとつが「ペッパーランチ風ごはん」。
「シンプルな料理ですが、子どもが好きなお肉やコーンが入っていて、味付けもバター、ガーリック、焼肉のタレとしっかり濃いめ。これを出せば、子どもたちが何度もおかわりするほど、モリモリ食べてくれます」(今井さん)
今井さんの作り方は、食べたい量のご飯をマルチグリドルの真ん中にドンと入れ、塩コショウとニンニクチューブで混ぜた牛肉の薄切りをご飯の周りに置きます。
ご飯の上にコーンと切った小ネギを散らし、バターを置いたら蓋をして火にかけます。ある程度お肉に火が通ったら焼肉のたれをお肉を中心にかけ、混ぜたら出来上がり! ご飯におこげができて美味!!
今井さんが次に挙げてくれたのは「ホットサンド」。「中にハム・チーズ・マヨネーズを挟むのが美味しくて、子どもたちが小さい頃からキャンプの朝食の定番です」と今井さん。8枚切りの食パンにハム、マヨネーズ、チーズを載せたら挟んで焼きます。
「ホットサンドクッカーにバターを塗ってからパンを置いて焼くと美味しくなりますよ。外はカリッ、中はモッチリでチーズがとろけて絶品です」(今井さん)。
直火式のホットサンドクッカーなら直接たき火にかざすことができるので、香ばしくて温かいホットサンドが食べられます。
最後は「チーズフォンデュ」。「冬キャンで食べる温かいチーズフォンデュは、身も心もポカポカになりますね。野菜もたくさん食べられるし、子どもはチーズが大好きなので、チーズフォンデュをやるのが夢だったようです」(今井さん)
鶏肉、アスパラ、にんじん、ブロッコリー、ヤングコーン、パプリカ、トマト、じゃがいもなど、好きな野菜や家にある野菜を持参。
じゃがいも、にんじん、ブロッコリーなどはレンジで少し柔らかくしてから持っていくといいそう。
シェラカップにミックスチーズと片栗粉を混ぜて火にかけ、牛乳を入れて弱火。柔らかくなるまでの待ち時間でシェラカップの周りに野菜を並べ、チーズをつけながらいただきます。
凝ったキャンプ料理よりも、今井家では簡単でシンプルなメニューのほうが喜ばれているようです。ほかに、アヒージョや目玉焼き付き焼きそばなどもよく作っていると教えてくれました。