クルマ生活がマストのやらかしエピソード
このようなところには公共交通機関があまりないので、クルマで何時間もドライブして行くことになります。走っていると、アメリカには車検制度(排ガスチェックだけあり)がないこともあり、壊れて困っているクルマを頻繁に見かけます。かくいう私も、オーバーヒート、ガス欠、走行中のパンク、バイクで転倒、ワインディングで崖に激突、電信柱激突、謎のエンスト、バイクで貴重品全てを降り落として紛失するなど、クルマのトラブル経験は多めです。崖激突のときは、通りがかりの人に警察とレッカーを呼んでもらい、近くの空港まで1時間以上かけて送ってもらいました。
全貴重品をなくしたときは、お金もカードも身分証明もない状態で、近くのモーテルで泊めてもらったことも……。大迷惑をかけつつも、人の優しさが身に染みる体験でした。
さまざまな失敗をしてきた私ですが、いま思えば貴重な気付きも沢山ありました。紆余曲折だらけの経験を交えつつ、今後は日本とは異なるアメリカの文化や、カリフォルニア・シエラでの暮らしについてお届けします。