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うさぎと一緒にキャンプができる⁉︎ 休暇村大久野島で「うさキャン」してみました! 【中国・四国エリア】

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  • 大久野島に渡るフェリー

「うさぎ島」と呼ばれる瀬戸内海に浮かぶ島、大久野島を知っていますか? この島は約500匹ものうさぎたちが暮している夢の島で、インスタグラムをはじめとしたSNSで大きな注目を集めています。

さらにどうやらこの島にはキャンプ場もあり、うさぎに囲まれながら海キャンプが楽しめるのだそう。そんな癒しのキャンプ場が本当にあるのでしょうか。

今回は、休暇村大久野島で「うさぎキャンプ」を体験してみました!

   

瀬戸内海をフェリーで渡ってうさぎ島へGO!

広島県竹原市、瀬戸内海に浮かぶ大久野島。野うさぎ天国のこの島へはフェリーでアクセス可能です。

今回は、JR忠海駅から徒歩5分ほどの距離にある港、「忠海港」から乗船。キラキラと輝く瀬戸内海を横目に、船旅を楽しみながら島へと向かいます。

島に到着すると、港から出たところに早速うさぎの姿を発見! しかも、すぐにこちらに駆けよってきました。いかにうさぎ島といえど、こんなにもすぐ出会えるとは……。

野うさぎのふわふわの毛並み、くりくりと大きな目。あまりのかわいさに、しばらくその場で釘付けになってしまいました。

しかも1羽や2羽ではなく、港付近だけで何十匹もいます。どうやらうさぎの帝国にたどり着いたようです。

   

設営済みのテントで「手ぶらキャンプ」を楽しむ

大久野島についたら、まずは休暇村大久野島のホテル館内で予約確認を済ませ、キャンプ場についての説明を受けます。

港からホテルまでは徒歩で15分ほど。無料の送迎バスも出ています。荷物が多いと意外と距離を感じるので、事前にバスの時間をチェックしておくのがおすすめです。私たちはうさぎに夢中になるあまり、バスを逃してしまいました。

今回体験するのは、「手ぶらキャンプサイト」のプラン。手ぶらキャンプサイトでは、ウッドデッキの上におしゃれなテントがすでに設営済み! 

ベッドやランタンなどの貸出用具に加え、夕食はBBQ、朝食は休暇村ホテルでビュッフェと食事まで全てセットになっています。

到着してすぐにキャンプができるので、とっても楽ちん。初心者でも安心です。

また、このプランにはホテル館内にある温泉の利用券まで付いているので、一日動いた後の汗もさっぱり流せます。

このほかにもカーペットやラグまで用意された「おしゃれキャンプサイト」のプラン。自分で持ち込んだテントで宿泊できる「持ち込みテント」のプランもあります。自分にあったキャンプスタイルをセレクトしましょう。

ちなみにキャンプサイトは柵に囲まれているので、うさぎは入ってこられないはずなのですが……いますね。

キャンプサイト内にはいっぱいいますし、なんならテントの目の前にちょんと座ってお出迎えしてくれています。

どうやら穴を掘って、柵の下から入ってきてしまうみたいです。うさぎと一緒にキャンプができるという噂は本当だったようです。

かわいいので個人的にはそこにいてもらってかまわないのですが、施設の方は「芝生が食べられてしまう……」と困り顔でした。

  

潮風を感じながらまったりと「うさキャン」

テントサイトの目の前には、瀬戸内海の青い海が広がっています。大久野島周辺の海はよく船が通るので、テントから船をぼーっと眺めていました。

テントの前にはタープ、テーブル、チェア、ハンモックがセッティング済みです。

ハンモックにごろんと寝転がって、潮風を感じながら、雲が流れていく様子をぼんやり眺めます。

となりのテントサイトでは焚き火をしているようで、さざ波の音と焚き火のはぜる音だけが静かに聞こえてきます。時間がゆっくり流れているかのようです。

その後はせっかくなので島内を散策することに。大久野島は一周約4kmの小さな島です。この島には住民もおらず、休暇村のシャトルバス以外はクルマも走行していないので、ゆっくりと散歩を楽しむことができます。

道端にも、ベンチの下にも、砂浜の方にも、とにかくどこへ行っても野うさぎたちがいっぱい。海水浴場で夕日を眺めながら、うさぎたちと戯れながら癒しの時間を過ごしました。

  

満天の星空が広がる大久野島の夜 

ハンモックに揺られ、島内のうさぎと戯れているとすっかり夕方に。そろそろおなかが空いてきたので、おまちかねBBQの準備です。

BBQコンロは設置済み。施設のスタッフの方が、食材の入ったクーラーボックスを運んできてくれました。ボックスの中には、すでにカットされた野菜とお肉の詰め合わせ、それから焼きおにぎりが入っていました。

ほかにはお皿、お箸、焼肉のタレ、コップ、トングなどもあり、ないものがないくらいに揃ってます。まさに至れり尽くせり。

やることとしては、炭に火を付けるのみで、そのまますぐに焼き始められました。BBQの準備といいましたが……ほぼなにもしてないですね。

ごはんはどれもとてもおいしく、お肉に野菜におにぎりに、おなかいっぱいになるまで食べられました。ちなみにうさぎたちもおなかが空いたようで「エサはないかな~」と周りをがさごそ探していました。

夕食の後は、入浴券を持って館内の温泉へ。大浴場は「大沓(おおくつ)の湯」と「小沓(こくつ)の湯」の2種類があります。「大沓の湯」はヤシの木に囲まれた、うさぎたちのいる広場を眺めながら入浴することができます。温泉は単純アルカリ性で、肌もつるつるに。

火照った体でテントに戻ると、頭上には満天の星空。ハンモックに寝転がり、潮騒を聞きながら降るような星空を眺めていると、流れ星がきらりと流れます。

ハンモックに揺られて熱もとれたところで、そろそろ就寝準備。夜、歯磨きをしにトイレへと向かうときも、うさぎたちがそばにいてくれるので怖くありません。

 

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