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「ワンポールはカンタン」に異論なし! プロが解説する設営方法と大きなメリットと小さなデメリットとは?

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ワンポールは設営しやすいに「異論なし!」

ワンポールテントはテントの角数が多いほどペグを打つ数が増えてしまいますが、一般的なテントと比較してポールの数が1本と言うこともあり、どこにポールを使うのかと悩むことはありません。ワンポールテントの多くは、インナーテントとフライシートとの接点が少ないため結露による不快感もなく、風通しの良さによって蒸れにくいとも言われています。

                    

                    

デメリットがあるとすればペグの数が多いことと、ポールがテントの中心部立っていることでスペースの有効利用が難しいことでしょう。また、ポールをはめ込む基礎がないテントでは、寝返りを打った時にポールをずらしてしまうとテントが倒壊してしまう危険性があるので注意しましょう。

ワンポールテントは一般的なテントと比べて、高さがある分だけ風の影響を受けやすく、雨の場合には上部が狭く下部が広いという、円錐形のデザインが影響して入口付近に雨が入りやすいので注意が必要です。雨の侵入が嫌だという人は前室付きのタイプを選ぶと良いでしょう。

そして、ワンポールテント最大のデメリットはペグダウンをしてから設営するために、簡単にテントを移動させることができません。自立する一般的なテントとは違い、しっかりとテントサイトのレイアウトを考えてから、設営することが重要になります。

【まとめ】            

シンプルで個性的、そしてレトロな雰囲気が楽しめるワンポールテントやティピーは、人とは違った個性的なサイトを作りたいと言うキャンパーにおすすめです。レトロなスタイルではありますが、最近のアイテムは耐水性や強度にも優れているので問題ありません。自分らしさを主張しながらキャンプを楽しみたいのなら、ワンポールテントは最強の相棒になることでしょう。

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