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テント選びですべてがキマる! プロが教えるキャンプの「成功」と「失敗」の法則とは

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テント選びの極意.03/悪天候での耐水性や快適性をチェックする

自然のフィールドで過ごすテント泊は、突然の雨や気温の低下などによって快適性が損なわれるため、過酷な自然環境下でもしっかり対応できるアイテムを選んでください。耐水圧性能や防水性能が劣る廉価モデルや粗悪なアイテムは問題外で、テント内に雨が侵水してしまい、快適とはほど遠い不快な思いをするハメになります。

                                  

                                         

また雨や風を避けて結露を防止するフライシートの装備は必須です。虫の侵入を防ぐネットやテント内の換気を促すベンチレーション、防水ファスナーの有無も購入前にチェックしておくと良いでしょう。チェアや食器、カトラリーなどはリーズナブルなアイテムでも快適性を著しく損なうモノではありません。しかし、テント選びに妥協は禁物で、価格やデザインに惑わされることなく、自分のイメージしたキャンプスタイルに見合った快適性を追求するよう心掛けて下さい。

                         

テント選びの極意.04/タープを用意することで快適性が向上

テントにはメインの就寝スペースのほかに「前室」と呼ばれる、玄関のようなスペースを持つものもあり、脱いだ靴やアウトドア用品を置くことができるので重宝します。ソロキャンプなら前室で調理や昼寝をすることもできますが、人数が多い場合にはテントのほかに「タープ」を用意することで快適性は格段に向上します。

                                  

                                    

テントが寝室とすればタープはリビングダイニングのようなもの。風や雨、日差しを遮ることでキャンプの楽しさがアップします。このタープには多彩な形状があり、ベーシックなレクタ(長方形)/スクエア(正方形)、ペンタ(五角形)、ヘキサ(六角形)があり、好みに合わせてチョイスしても問題はありません。

汎用性を考えるとスペースが広くとれるレクタがおすすめですが、華やかさを求めるなら張ったときの美しさが絶妙なペンタやヘキサに軍配が上がります。最近は焚き火やBBQで爆ぜた火の粉に強く、防水性に優れたTC素材(ポリコットン)を使ったタープが人気を集めているようです。

                    

テント選びの極意.05/使用後のメンテが耐久性をアップさせる

テントやタープはメンテナンスをしっかりと施すことで、耐久性をアップさせることができるのです。キャンプで使用したあと、しっかり汚れを落とし、十分に乾燥させてから収納することが必須です。雨や結露などの水分が残ったまま収納袋に入れてしまうと、カビや悪臭、シミ、劣化の原因になるので、汚れが酷い場合はお風呂場などで水洗いし、広いスペースでひろげて乾燥させましょう。

                         

テントの撥水機能

                                            

乾燥させたあとは防水スプレーや撥水剤を塗布してから保管することで、防水性能を維持することができます。ペグやポールも同様で砂や土を洗い流し、水分を拭き取ったあとに潤滑スプレーなどを薄く塗っておけば、腐食や劣化を防止することができます。

楽しく遊んだあとはメンテナンスを施す。この手間を惜しんでしまうと、次のキャンプで「カビ臭くて眠れない」などのトラブルを防いでくれるのです。

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