丈詰であれば6月以降もOK
確かにスキーウェアは、ダボダボになってしまったり、ウエストがきつかったりと、「ジャストフィット」のサイズにはなかなか巡り会えないですよね。ウェアのフィット感が滑りにも影響することがあるので、ちゃんと自分のサイズに合ったものが選べるのサイズオーダーは素敵です。ちなみに7月以降でスキーウェアのサイズ調整をする場合はどうしたらよいのでしょうか?
「別料金がかかってしまいますが、丈詰はもちろんできます。それはいつでも対応可能です」(田近さん)
なるほど、それなら安心ですね。でも丈は詰めることができても、伸ばすことはムリですからね。
そう考えると、ジャストサイズに仕上げてくれるサイズオーダーは、改めてスゴいことに思えてきました。
「体型でお悩みの方は少なくないんです。また、ピークシーズンではモデルやカラーが売り切れることもあります。早くチェックいただくのは大事ですね」(田近さん)
国内有名ブランドが狙い目
ちなみにどういうメーカーのスキーウェアが購入できるのでしょうか?
「日本のブランドです。デサント、ON YO NE、ミズノ、フェニックス、ゴールドウィンの5社となります」(田近さん)
おおっ、それは有名どころばかり。カラフルなアイテムが揃い、選びがいもありますね。
「最近は多少値が張ってもしっかりスキーアイテムにこだわりたいという方が増えてきているように思います。形や機能だけでなく、サイズにまでこだわりたいなら、スキーウェアは夏のうちにチェックしていただきたいですね」(田近さん)
サイズピッタリのウェアを選ぶならこの時期ってことですね。肝に銘じておきます!
【取材協力】
■石井スポーツ 神田本館(東京都千代田区神田小川町3-10)
■ https://www.ici-sports.com/shop/kandahonkan/
【プロフィール】
■田近 京さん
■中学まで競技スキーに明け暮れてきたが高校時代は競技を離れる。大学時代にスキーをリスタート。今ではアルペンだけでなく山スキーも嗜む。テレマークスキーにも挑戦中。
【著者プロフィール】
■半澤則吉(はんざわ・のりよし)
■福島県出身のフリーライター。父がスキーを教えていたこともあり幼少期から競技スキーに取り組む。毎冬は週4~5度スキー場で研鑽を積んできたが、中学生で未練もなく引退。以後、雪山に行くことはなかったものの15年ぶりにスキーをしてみてその楽しさを実感。本格的に再スタートを計画中。