【レインウェア】「汗がこもりにくい『高透湿』をうたう製品がおすすめです。手頃な価格のものも増えていますので、可能なら試着をして、動きの妨げにならないタイプを選びましょう」(篠原さん)
【傘】「トイレや給水場など、キャンプ場内を行き来する際はレインウェアよりも傘のほうが圧倒的に手軽です。アウトドア用品ブランドからも軽量で強度のある製品が発売されています」(篠原さん)
【レインシューズ】「意外に忘れがちなのが靴。防水性能を備えたレインシューズや長靴も必須です。設営や撤収作業の際、レインウェアを着用したうえで、足元もしっかりガードしましょう」(篠原さん)
【ドライバッグ】「濡れたテントやタープなどを持ち帰るときは、防水仕様のドライバッグが便利です。ビニール製のゴミ袋などを使用する手もあります」(篠原さん)
このほか、「荷物の置き場」も考えておくと良いでしょう。雨天時は、地面にじかに物を置くと汚れてしまいますので「コンパクトなテーブルやラックなどがあると便利です」(篠原さん)。これは、雨のときでなくても重宝しそうですね。
なお、雨天のキャンプから帰ったら、必ず濡れたキャンプ道具はすべてしっかり乾かすようにしましょう。濡れたままにしておくと、カビが生えたり、錆びたりします。
基本的に、雨天のキャンプは嫌ですね。でも、アウトドアで過ごす以上、天候の変化とも上手に付き合っていきたいものです。そのためには、雨対策は必須。キャンプに行くときは、雨に備えた装備を常に心がけておきましょう。
【取材協力】
■監修:篠原義夫
■プロフィール:パソコン雑誌などの編集スタッフを経て、フリーライターとして独立。専門分野はパソコンやスマホ、タブレットなどのデジタル機器が中心だが、十数年来の趣味とするキャンプ関連の記事も嗜む。初心者にもわかりやすい記事を心がけて執筆活動を続けている。