「SEA TO SUMMIT」は、海(湖・川)、里、山でのアクティビティを通じて、自然の循環を体感する環境スポーツイベントです。2023年は全国11カ所で開催。いずれも2日間に渡る内容となっており、初日に「人と自然との共生」をテーマにトークショーが行われた後、その翌日に各アクティビティが行われます。
シングルの部、チームの部、パラチャレンジの部から参加スタイルが選べ、パラチャレンジでは希望するアクティビティのみの参加が可能。各大会によって難易度が異なるので、自分のレベルに合わせて選ぶことができます。
今回は、2023年7月15日(土)、16日(日)に新潟県で開催される、糸魚川・上越・妙高エリアの「SEA TO SUMMIT」をご紹介します。
海と山が近接する自然豊かな地域を巡る!
本大会のコースは、総距離61km、標高差1429m。日本海でのカヤック、海沿いから妙高山麓を走り抜けるサイクリング、大毛無山の頂上を目指すハイキングといった順でアクティビティを行い、ゴールを目指します。
スタート地点は、糸魚川市の能生海水浴場。水質調査で最高ランクのAAと判断された、非常に透明度の高い海水浴場です。そこから日本海を6kmほどカヤックで漕ぎ進み、筒石港南公園まで向かいます。
その後は、全11大会のなかで最長となる、約51kmの長いサイクリングの始まりです。糸魚川市の筒石港南公園から上越市の船見公園までは、旧国鉄の廃線を利用したサイクリングコース、久比岐(くびき)自転車道を進みます。
大海原の開放感を感じながら海沿いを駆け抜ける爽快感のあるコースで、条件がよければ佐渡島や能登半島も望むこともできます。
船見公園に着いたら、その後は内陸側へ。歴史を感じる上越の町並みや、のどかな田園風景のなかを進み、サイクリングのゴール地点となるロッテアライリゾートを目指します。
そこからハイキングのスタート地点である膳棚駅までは、ゴンドラでの空中散歩をはさみます。目の前に広がる広大な平野を見て、最後のステージへ向けて気合を入れましょう。
そして最後は、ハイキングで大毛無山の山頂を目指して、ラストスパート。
長い長い道のりをゴールした後の達成感はひとしおです。ちなみに妙高市は「妙高高原温泉郷」という7つの温泉が有名。大会後は、温泉に浸かって疲れた体を癒やしたいですね。
アクティビティへの参加費は、全部門一律、1人1万3200円。定員は全大会共通で先着300人限定となっています。募集人数に達し次第、受付は終了となりますので、エントリーをお考えの方はお早めにWEBよりお申し込みください。糸魚川・上越・妙高大会のエントリー締切は2023年6月19日(月)までです。