アヒージョならばおいしくならないはずがない!?
大本命、アヒージョ。油による加熱ならきっと臭いも取れることでしょう。
ニンニクや唐辛子をたっぷりスキレットに投入し、マッシュルームやパプリカなどの具を敷き詰め、細かく刻んだシュールストレミングを配置し、オリーブオイルをひたひたにして加熱開始。
すると、よい見た目になりました。口に運んでみると……これはかなりのおいしさ。臭みは完全に消え、熟成されたシュールストレミングの旨味が全体に染みわたっていました。こちらは大成功!
やはり、「臭みをどう消すのか」に重心を置くのがよさそうです。
【番外編】納豆:目には目を、臭いには臭いを
物は試し。味の想像はつきますが、臭いものと臭いものを合わせたら、臭いが相殺されておいしくなるかもしれません。ですが、納豆とシュールストレミングを混ぜている段階から、すでに食欲は減退。完成形も、お世辞にもおいしそうとは言えません……。
気になる味ですが……飲み込むのも辛いありさまでした。臭いものと臭いものを合わせたら、恐るべき料理が誕生する結果となりました。
シュールストレミングのポテンシャルを最大限に発揮するには、やはり調理法がキモ。
センセーショナルな側面だけが脚光を浴びやすい食材ですが、正しい量を正しく調理すれば、しっかりおいしく食べられます。そのことを知れば、きっと見方も変わるはず。ぜひ一度、シュールストレミングにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
■シュールストレミング(三幸貿易)
■内容量:300g