30年間こだわり続けたオーガニックコットンウエアの「天衣無縫」
「アウトドアシーンでは、どうしても機能性を重視しがち。そうすると化学製品を選びがちなんですよね。でも本当にアウトドアを楽しみたいと思ったら、環境への配慮は避けて通れない点だと思うのです」。そう話してくださったのは「天衣無縫(てんいむほう)」のスタッフさん。
「天然繊維だからいいのかといえばそうともいえず、コットンの生産には水や薬品が大量に使われているというのが現状です。それに対しオーガニックコットンは水を大量には使わず、薬品を使いません。天衣無縫は、そんなオーガニックコットンを使用して、環境や人間に負荷をかけない商品作りを目指しているブランドなんです」
注目したいのは、インナーウエア。化繊の方が、汗などを素早く乾燥させる機能が高いですが、肌触りのやさしさはコットンに軍配があがります。自然のなかで活動するなら、自然に敬意を払った製品を身につける。そんな選択も、アウトドアを楽しむひとつの方法かもしれません。
【商品情報】
■天衣無縫
これからの物を選ぶ基準は、商品自体の魅力だけではなく、「その商品をつくるブランドがどんな方針や姿勢で取り組んでいるか」ということがより一層大切になってくるだろうなと思いました。商品を買うことを通してそのブランドを応援することで、間接的な社会貢献にも繋がります。ブランドストーリーを知ると、より商品に愛着も湧きますよね。 次回は、アイディアグッズ編です。
【イベント情報】
■国際サステナブルグッズEXPO
■主催:RX Japan