ソトラバ

乗らず嫌いは損をする? 躊躇しそうなボディサイズだけど美点が盛り沢山! 「デュカト」のマルチな使い方とは?

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover

  • ホワイトハウスが開発中のキャンピングカー
  • ドュカトL2 H2の回転式フロントシート
  • スノークス製の3人掛けリヤシート
  • デュカトのルーフ収納
  • デュカトに装着のBFグッドリッチ・オールテレーン
  • スノークスのベッドマット内蔵家具キット
  • スノークス製のスライド式ワイドテラス
  • シンクから伸びるシャワー
  • キッチンスペースのLED照明
  • シェラカップで表現したDUCATOの文字
  • プロジェクターのスクリーン
  • プロジェクターの投影機
  • キャンピングスペースに設置したプロジェクター
  • 車体に貼られたデュカトのデカール
  • フェッショナル・デュカトのリヤスタイリング
  • フィアットプロフェッショナル・デュカトのスタイリング

                             

フィアットプロフェッショナル・デュカトがジャパンキャンピングカーショーで初披露されたのは、2017年2月のこと。幕張メッセの展示会場に置かれたデュカトの佇まいは、トヨタ・ハイエースや日産キャラバンといった国産勢の箱バンの常識を覆すサイズ感で、横にはコンパクトなフィアット500が並んだこともあって、その大きさに驚かされました。

2022年9月には、ステランティス ジャパンがデュカトの日本での販売ネットワークの発表を行い、続いて2023年2月のジャパンキャンピングカーショー2023では、キャンピング架装されたデュカトが展示されるなど、デュカトへの期待が高まっています。

                                     

ハイエースより大きなデュカトに期待が膨らむ

これまで日本のキャンピングカー市場で圧倒的な人気を誇ってきたのは、トヨタ・ハイエースやトラックキャンパーのカムロードといった国産車でしたが、デュカトの正式導入でこれまでとは異なる新たなキャンピングカーの誕生に期待が膨らみます。

                

フィアットプロフェッショナル・デュカトのスタイリング

                    

その理由は、トヨタ・ハイエースのスーパーロングボディを上回る車体の大きさにあります。ハイエース・スーパーロングのサイズは、全長5380mm×全幅1880mm×全高2285mmとなっており、荷室長3540mm×荷室幅1730mm×荷室高1635mmです。対してデュカト(L2 H2の場合)は全長5410mm×全幅2050mm×全高2525mmで、荷室長2960mm×荷室幅2000mm×荷室高1970mmと、荷室長こそハイエースに軍配が挙がりますが、荷室幅と荷室高では大きく上回っており、このアドバンテージはキャンピングカーを製作するうえで、とても重要なポイントになります。

                                                            

「ホワイトハウス」がキャンピング仕様を披露

また、キャンピングカービルダーであり販売店のホワイトハウスが、デュカト(L2 H2)をベースに、クルーキャブ5人乗りキットやクルーキャブテラスなど、キャンピングカー装備を架装した近日発売予定の「CREW CAB × TERRACE(クルーキャブテラス)」を、2023年5月20日〜21日で開催されたアウトドアイベント「フィールドスタイル/ビークルスタイル」の会場でお披露目。

                     

                            

乗車スペースと居住スペースを完全にセパレートした新しいキャンピングカーのカタチは、車中泊だけじゃなく、遊びの道具を積載しながらデッキテラスとしてリビングスペースを車両後方に拡張できる「スライド式ワイドテラス」の装備により、開放感のある大自然のフィールドで満足度の高いラグジュアリーな外遊びのベース基地となってくれそうです。

                

スノークス製のスライド式ワイドテラス

                                   

大阪オートメッセ2025