活動中の噴火口を間近で体感!
阿蘇といえば火山を思い浮かべる人も多いでしょう。現在も活発に火山活動を続ける中岳に足を伸ばすと、東西約400m、南北約1100mの火口を見学することができます。
露出した溶岩を覆うように噴き上げる噴煙と、辺りに立ち込める硫黄の匂い。生きている地球を目の当たりにすると、いつまでも眺めていたい気分になります。
しかし長居は禁物。火口から噴出するガスには、人体に有毒な物質を微量ながら含んでいます。中岳火口に通じる有料道路では通行前に、喘息や気管支・心臓疾患はないかを確認されます。くれぐれも体調万全のときに訪れましょう。
また、活火山につき万が一に備えて火口の見学区域には退避壕が点在しています。
中岳の火口見学は、火山活動が低下し、噴火の可能性が低くなったと判断される噴火警戒レベル1のときのみ。ときには火山ガスや濃霧により見学できないこともあるので、おでかけ前に阿蘇火山火口規制情報をチェックしましょう。
世界有数のカルデラを有する阿蘇山には、ほかにも魅力的なスポットがいっぱい。クルマであちこち立ち寄りながら、阿蘇を全身で感じる旅に出かけてみませんか。