阿蘇の魅力がぎゅっと詰まった杵島岳のお鉢めぐり
ラスト近くの南西側に伸びる登山道は、一部侵食のため足場が悪いところがあるのでゆっくり慎重に歩きます。ただ、それ以外は比較的歩きやすい道が続くのが、杵島岳のお鉢めぐりのうれしいポイント。地元の有志が定期的に登山道の整備や修復に取り組んでいるおかげですね。
そろそろ一周し終えるというタイミングで目の前に現れたのが、なだらかな稜線が折り重なる往生岳と、その奥に広がる九重連山。1時間弱のお鉢めぐりがいよいよ終了です。
足元には火口らしい複雑な地形、顔を上げて周囲を見渡すと雄大な風景。このふたつが織り成すバリエーション豊かな風景を、鳥になった気分で楽しめる杵島岳のお鉢めぐり。阿蘇の素晴らしさを実感する、素晴らしいひとときになりました。