子どもが小さいうちから、キャンプで自然とふれあう体験をさせたい。きっと、そこで得られるものがたくさんあるはず、と考えている方も多いのではないでしょうか。でも、実際に幼い子どもと一緒にキャンプに行くのは大変そう……。
そこで、ファミリーでのキャンプを楽しんでいるベテランキャンパーのshiromani mamaさんに、キャンプ場での子どもたちとの過ごし方について聞いてみました。
未就園児(0~2歳)はお気に入りのおもちゃを持参
キャンプに行くと、テントやタープの設営、寝床作り、テーブル&チェアの組み立て、ごはん作りなどなど、やることがたくさんあります。親御さんが準備をしている間、お子さんはどのように過ごしているのでしょうか。
まず、shiromani mamaさんのお子さんが未就園児だった当時について伺いました。
「うちがファミリーでキャンプを始めたころは、上の子が2歳で下の子は0歳でした。当時、上の子は普段遊んでいたおもちゃなどを家から持っていき、目の届く場所にゴザを敷いてその上で遊ばせるなど、そのような過ごし方をしていました。
下の子は私がおんぶをして、食事の準備などのできることをやりましたね。テントを張るなどは基本的に夫がひとりで頑張ってくれました」
未就学児(3~6歳)は目の届くところで遊ばせる
3~6歳になると自分であちこち動けるようになり、目が離せません。しかし、子どもだけで遠くに行かれると危ないので、目の届くところで遊んでもらうように声をかけておきましょう。
「うちの場合は持参した縄跳びで遊んだり、広いスペースを見つけてボールで遊んだりしていました」
また、年齢に応じたお手伝いをしてもらうのもよいです。
子どもは好奇心いっぱい。まだまだ力仕事はできなくても、テントを広げるお手伝いや道具運び、危なくない範囲でのペグ打ちなど、やれることや本人がやってみたいと思うことはいろいろあります。
焚き火に使う薪拾いを一緒にやるのもいいかもしれません。「僕(私)が拾った木が役に立っている!」という喜びにも繋がります。