最近のキャンプ道具はじつに多彩で興味深い製品が増えています。店頭に並ぶアイテムを見ているだけでも楽しくなりますが、どれを選ぼうか悩んでしまいますね。
そこで、たくさんのキャンプ道具と日々接しているアウトドアショップの店員さんに、いま注目しているおすすめ製品を紹介していただくシリーズをお届けします。本記事では、WILD-1越谷レイクタウン店のキャンプ担当・田邉尚也さんに、「キャンプの大敵となる風対策」をテーマに、注目のアイテムを選んでいただきました。
雨天よりもずっと対応が難しい
キャンプに行くときは、やはり天候が気になるものですが、とくに風は厄介な存在です。晴れていても強風が吹き荒れるようなケースもありますし、雨天よりもずっと対応が難しいといえるかもしれません。
風が強いとキャンプサイトに置いてある物が飛ばされてしまったり、タープが倒れたり、酷いときはポールが折れてしまうことだってあります。また、焚き火やバーナーなど火を扱う場面でも苦労を強いられます。火がつかなければ調理もできませんし、キャンプでの楽しみが奪われてしまいますね。
とくに焚き火の風対策は必須
「キャンプでは風対策がとても重要で、とくに焚き火では必須です。ここでは〝焚き火の風対策〟として、ウインドスクリーンをセレクトしました」(田邉さん)
ウインドスクリーンとは、焚き火台やバーナーを囲うようにして立てて使う、防風用のコンパクトな壁と考えればいいでしょう。サイズによって、焚き火向けや小型バーナー向けなどがありますが、「用途に合った高さの製品を選ぶことが重要」(田邉さん)とのことです。