半熟の黄身と香ばしい白身がスパイスに合う ~目玉焼き~
3番目は目玉焼き。黄身が半熟程度になるようにスキレットで焼き上げました。ふだんは塩コショウで食べることが多いのですが、今回はその置き換えに「ほりにし」を使ってみます。
定番の「白ラベル」「プレミアム」「辛口」の3種類は甲乙つけがたいですが、どれもそれなりに美味しく味わえます。
「ブラック」は、目玉焼きとの相性はイマイチ。卵の風味が燻製の香りやマッシュルームなどの旨み成分でかき消されてしまいました。
バターと牛乳の風味にマッチするのは…… ~オムレツ~
卵に牛乳と塩コショウを加え、たっぷりのバターで焼き上げたオムレツに振りかけて食べるなら、「プレミアム」が圧倒的におすすめ。
バターの甘い香りに、白トリュフの華やかな香りが加わって、最高に美味しい状態になります。
定番「白ラベル」との相性も悪くありません。ただ、ガーリックや香辛料が強いので、オムレツそのものの味がかき消されないように、使用量は控えめを意識して。
なお、「辛口」と「ブラック」は、残念ながらオムレツにはマッチしませんでした。
今回は、4種類の「ほりにし」を4種類の卵料理と組み合わせて相性を確かめてみました。白トリュフが香り、後味がピリ辛スパイシーな「プレミアム」は、どのメニューとも相性が良く、卵料理全般の味付け・味変に活躍しそう。ぜひ試してみてください!