すでにキャンプや車中泊で愛用している人も多いEcoFlowのポータブル電源。2017年に「クリーンな電力へ、誰でも簡単にアクセス出来る社会」の実現を目指すエネルギーソリューション企業としてEcoFlowが設立されました。現在、アメリカ・ドイツ・日本の3カ国で事業本部を置くなど、世界100カ国以上の市場で200万人を超えるユーザーが利用しています。
オフグリッド型施設「EcoFlow House」をオープン
EcoFlowは、2022年6月に長野県伊那市で暮らす地元の方々と「Ecoflow House」プロジェクトを始動させました。このプロジェクトの主旨は、自然一体型のオフグリッド生活という新たなライフスタイルの提案、地方活性化・クリエイティブエネルギーの創出に加え、エンドユーザーとの新たなタッチポイントの創造にあります。
長野県南部の伊那市は、東は南アルプス、西は中央アルプスに囲まれ、中央に天竜川や三峰川が流れる自然豊かな環境に恵まれています。クルマで東京から約3時間、名古屋からは約2時間と交通アクセスは便利で、1年を通じて比較的温暖な気候のため長野県内でありながら積雪は少なく、生活しやすい環境です。
キャンプ場の施設をリノベーションして建設
中央アルプスや南アルプスに囲まれた自然豊かな伊那市。のどかな景色が広がるロケーションにEcoFlow Houseがあります。スキーリゾートとして活況を極めた伊那市ですが、’80年代のバブル期が終焉を迎えると、地球温暖化などの影響もあり、観光客の減少によりリゾート地としての役目を終えました。
そこで伊那市横山にあったキャンプ場の避難所やアクティビティスペースとして使用していた建物をリノベーションして2022年8月にEcoFlow Houseが完成しました。
2023年4月4日(火)に開催された「EcoFlow House グランドオープン先行内覧会」にソトラバ編集部として参加してみましたが、EcoFlow Houseがあるロケーションは深い木々に囲まれた未舗装の林道を進む必要があります。決して快適な移動ではありませんが、当たり前に電気が使用できる環境から隔離された場所であることをヒシヒシと実感することができます。
環境負荷をかけないオフグリッド生活が体験できる
電力インフラがない場所でも、ソーラーパネルやEcoFlowパワーシステムによって自家発電することで、都市部の一般家庭と変わらない生活を送ることができます。EcoFlow House内には、ポータブル電源やソーラーパネルのほか、Wave2ポータブルエアコンなどの新製品が設置され、主要のEcoFlow製品(下記参照)を体感することができます。
またEcoFlow Houseを通して伊那市の地域文化の発信やアクティビティ体験の場として観光誘致を行い、持続可能な社会に向けての取り組みの場としても活用されています。
さらにEcoFlowメンバーシップでは、EcoFlow公式オンランストアでポータブル電源、またはソーラーパネルをお買い上げの方を対象にした『EcoFlow Houseに1泊2日宿泊できる会員限定キャンペーン(https://jp.ecoflow.com/pages/ecoflow-house-2023)』(キャンペーン期間:2023年9月30日 まで)を実施中です。