虫よけを何度も塗るのも、携帯タイプを肌身離さず持ち歩くのもちょっと面倒。こんな風に思うことはありませんか? テントの周囲だけでも虫のいない空間にできたら、快適に違いありません。
じつはそんな快適空間を作り出す、夢のような虫よけもあるんです。今回は、キャンプサイトのさまざまな場所で使える虫よけについて、フマキラー株式会社の菅谷洋介さんにお話を伺いました。
地面にスプレーしてバリア空間を作る
【商品名】ヤブ蚊バリア
キャンパーたちから熱い支持を受けているのが、この「ヤブ蚊バリア」です。茂みや地面にスプレーするだけでハエやマダニを駆除でき、なかでも蚊に対しては持続効果があります。虫よけしたい場所の周囲にぐるりとまけば「結界を張ってくれる」と評判です。
「噴霧したところから薬剤が24時間蒸散しているので、そこにかかった蚊は死にますし、さらに蚊が入って来られないというのが特徴です。事前にまけるのがよいところですね。私は夏に自分の家の庭にテントを立てるんですが、その周囲でも使っています」と菅谷さん。
テント以外でもいろいろな使い方が考えられます。「たとえば何人か集まってバーベキューするときにまいておけば、その1本で全員が守られるんです」とのこと。ちなみに、この商品は植物にかかっても大丈夫。屋外のさまざまな場面で活躍してくれそうです。
なお、ヤブ蚊バリアの屋外使用は使用者の敷地内のみでお使いいただき、他人の敷地や公共の場では使用しないでください。
効果もコスパも抜群の虫よけ線香
【商品名】フマキラー 虫よけアロマ線香
伝統の虫よけ線香も大きく進化を遂げています。「フマキラー 虫よけアロマ線香」は、匂いがきついという虫よけ線香の概念を覆す、アロマの香りが特徴。ローズ、グリーン、ラベンダー、シトラス、カモミールの5種類入りで、色もそれぞれ異なりカラフルです。
使ってみるとほのかな香りが心地よく、まるで普通のお香を焚いているかのような気分に。しかし、その効き目はあなどれません。「我が社の『虫よけ線香』と比較しても、アレスリンという薬剤が3倍入っていてはるかに効くんです」と菅谷さん。アウトドアでの使用にも適した強力な虫よけ線香なのです。
燃焼時間は約7時間。各種10巻ずつ、計50巻入りで、値段も手ごろでコスパ抜群。サイト周辺に虫よけ線香を複数設置したい場合でも、これなら気兼ねせずたっぷり使えそうです。