キャンプの楽しみのひとつが食事です。自然のなかで調理したキャンプ飯は、簡単なものでもなぜかいつもの食事よりもおいしく感じられますよね。
ただ、暖かくなってくるとちょっと気になるのが鮮度や傷み具合。自宅から持参した食材や、途中で買ったお弁当、現地で作った料理など、どれも常温でおいておくと傷み始めます。
菌による食品の傷みを抑えることで鮮度を長持ちさせる画期的な商品が、「食品用アルコール除菌フードキーパー」です。
スプレーして菌やウイルスから食品の鮮度を保つ
フマキラーは、殺虫剤や除菌グッズなどを製造・販売する日用品メーカー。キャンプをはじめとするアウトドアと相性のよいさまざまな商品があり、愛用するキャンパーも多くいます。
2022年には人気アニメ『ゆるキャン△』とコラボして、キャンプ場で出会う危険生物や除菌についての啓発を行い、キャンプに役立つ商品を紹介するキャンペーンを実施しました。
そんなフマキラーが2020年10月に発売した「食品用アルコール除菌フードキーパー」は、食品に直接かけることができるアルコールスプレーです。
使用しているのは100%食品成分。アルコールのほか、グレープフルーツ種子エキスと有機酸の力で、腐敗や食中毒の原因となる食品表面の菌を除去し、その繁殖を抑えます。キッチン用の除菌スプレーとは異なり、食品衛生法で定められた基準を満たした製品なので、安心して食品に使うことができます。
使い方はとても簡単で、20cmぐらい離れたところから食品に1~2回スプレーするだけ。全体がぬれるようにかけると効果的です。
フタやラップをするなら、スプレー後20~30秒おいてからにしましょう。スプレー直後はアルコールのツンとした匂いがしますが、5~6分で揮発して消えます。
食材の下準備の際に切った野菜にかけたり、現地で余った食べ物にかけたりできるので、冷蔵設備がないキャンプ場でとても重宝します。
また、キャンプ場には水が十分に使えないところもあります。そんなときでも、まな板や包丁、食器、歯ブラシなどの除菌もできる、キャンパーの心強い味方です。