アウトドアこそ子どもをよく観察しよう!
家族で外遊びを楽しんでいるとき、前述のように親があらかじめ危険な場所などを察知し、事故を未然に防ぐことは大切ですが、同時に遊んでいる子どもの体調や様子にも気を配らなければなりません。子どものちょっとした変化は普段の様子を知っている親だけがわかることかもしれないからです。
いつもと違って元気がない、逆に落ち着きがなく動きまわる、顔色や唇の色が悪い、反応に違和感がある、食欲がないなど、早く気づいてあげることができれば、早い手当につながります。
■監修者:稲垣泰斗
■プロフィール:救急医、Tight medical works代表、WMAJ野外災害救急法医療アドバイザー。北里大学医学部地域総合医療学特任助教。好きなアクティビティは登山、トレイルランニング、生き物観察。2児の父。