【PM４：００】日が暮れる前に余裕を持って夕食準備を開始

　　

キャンプでは、暗くなる前に夕食準備をすませるのがベスト。16時ごろから準備して、17時の夕食開始を目安にスケジュールを組みます。キャンプ場に消灯時間などのルールがある場合は、片付けの時間を計算に入れて食事の時間を設定する必要があります。20時を目途に、片付けを始めましょう。

翌朝の撤収も不慣れだとバタバタするので、朝食の野菜のカットやかんたんな調理をすませておけると安心です。

　　

　　

【PM９：００】明日に備えて早めの就寝準備を！

　　

消灯時間に間に合わせられるように就寝準備を始めます。周囲のキャンパーとのトラブル防止のため、ルールは必ず守ることを心がけて。明確なルールがない場合にも、配慮は必要です。

翌朝に備えて22時ごろには消灯しましょう。

　　

【AM７：００】朝は静かに＆焚き火は避けたほうが無難

　　

貸し切りのプライベートキャンプ場でない限り、早朝に目が覚めても大きな声で騒がないこと。チェックアウトの時間を考慮すると、朝の焚き火は避けた方が無難です。

燃え盛る状態の焚き火は、熾火になり、灰になって自然鎮火するまでに2時間以上かかってしまいます。焚き火台が冷えないと片付けもできません。

朝焼けを静かに眺めながら、ゆっくりとした時間を過ごしましょう。

　　

【AM８：００】朝食は昨夜の残りでアレンジもおすすめ

　　

調理に火が必要な時にはガスを利用するなど、焚き火はせずに朝食づくりを。ホットサンドやスープ、リゾットなどのメニューなら、手早く簡単にできます。

前日の夕飯の残りをアレンジするのもおすすめ。洗い物が多いとその分後片付けに時間がかかるので、洗い物を増やさないメニューを考えてみてください。

　　

　　

紙皿ではなく普通のお皿を使用する場合は、ラップをかけた上から食事をのせます。こうすると、ラップを捨てるだけで片付けが完了。少しでも時短ができるよう、工夫して乗り切ります。

　　

【AM１１：００】チェックアウト時はゴミの処理もルールを守って

　　

チェックアウトの時間はキャンプ場によって異なりますが、チェックアウトから逆算して後片付けやテントの撤収を進めます。

片付けに時間がかかり、チェックアウト時間に間に合いそうにない場合は、早めにレイトチェックアウト（延長）を申し込みます。

特別な許可がない限り、ゴミや炭、薪などをキャンプサイトに置いていくのはNG。ゴミはキャンプ場の分別区分によって処理します。キャンプ場によってはすべて持ち帰りが必要な施設もあるので、しっかりと確認しておくことが大切です。

　

【まとめ】

今回は、1泊2日のオーソドックスな春キャンプのスケジュールを紹介しました。この春キャンプデビューを目指す方の参考にもなるはずです。

チェックアウトしたものの、不慣れなアウトドア活動で疲労している……なんて場合は、近場の温泉でリフレッシュするという手もあります。お家に帰るまでがキャンプ。無理せず安全運転を心がけましょう。