すっかり暖かくなったのはいいのですが、花粉症もちのソトラバ編集部・現場監督のYasuがくしゃみ鼻水と格闘しながら、2023年3月4日(土)〜5日(日)にかけて開催された『アウトドアフェス』に行って参りました。
このイベントの魅力はなんといっても体験できること。東京から会場の万博記念公園(大阪・吹田)まで電車移動で会場入りした私ですが、イベント2日目とはいえ万博記念公園駅へ向かう大阪モノレールの乗客はまばら。もちろん、着ている服装からアウトドアフェスに行くんだなっ!って人もいましたが、本当に大丈夫か? と思った次第です。
キッチンカーが並ぶ会場は午前中から大盛り上がり!
アウトドアフェスの魅力の一つはなんといっても無料であること(※万博記念公園への入場料はかかりますが大人260円・小中学生80円!!)。このタダという耳なじみのよさは、子育て世代にとっては魔法のコトバです。
さっそく券売機で入園券を購入して入場ゲートを入ると、ほのかにお肉を焼いた魅惑の匂いが空腹を刺激します。とはいえ、取材が目的なゆえにここは我慢。早速、会場をひと通り散策してみることにしました。歩きながら「あれっ?」と思ったのがキャンプ用ワゴンの使用率が高いこと。屋外イベントなのでそれ自体はありきたりな風景なんですが、最初は小さな子どもが乗っていたはずのワゴンが、時間が経つにつれてワゴンのなかに真新しいキャンプ道具が積まれていくんです。
イベント限定価格を目当てにみなさんお買い物に夢中
今回のアウトドアフェスには広大な万博記念公園の東部エリアにある「東のひろば」と太陽の塔が目の前にそびえる「お祭り広場」を使って開催され、会場内には60もの出店社がお店を出し、イベント限定のアウトレット価格でのキャンプ用品販売や、訳あり商品の大放出など、お買い物目当ての来場者が多いことに合点(ワゴンが必要な理由がこれ!)。また、ガレージブランドと呼ばれる大手アウトドアブランドとは一線を画す、尖った商品をラインアップする出店社も多く見られ、会場はまさにキャンプ(道具)天国。
出店ブースのなかにはブース内で“薪割り体験”ができたり、お買い物からワークショップまで家族みんなで遊べるのがアウトドアフェスの魅力であることを実感しました。と同時に、電車で出かけた私は完全なる負け組だったことを後悔とともに痛感したわけで……。