肝心の芋たちの出来栄えは……?
まず芋たちの中で一番小さい里芋が焼き上がりました。
毎年送られてくる祖父母の里芋はおいしいので、シンプルに岩塩をかけていただきます。
水を含ませたキッチンペーパーがからからになって、代わりに芋がほくほくになっている! すごい~。
次にじゃがいもが焼きあがってきたので、ざっくり半分にして有塩バターを載せて溶かします。
こちらもすんなり半分にできるくらいきちんと仕上がっていました! 大きいのにすごいです。
芋ではないですが、焼酎を開けます。じゃがいもの上に塩辛を乗せると、よりお酒に合いそうですね。
さつまいもが焼きあがる頃には、すっかり私と編集Iさんも出来上がっていて、「次回は狩猟をやろう」という話で盛り上がっていました(無理)。
しかしこんなに大きいさつまいもの中にもしっかり火が通るなんて、焚き火はすごいなあ! 今回の芋パーティーは完璧です。
すっかりお腹いっぱいになった状態で、残った炭を水の入ったバケツに放り込んで後片付け。火傷しないように注意です。
次々と芋が焼きあがってくる芋パーティーは意外とストイックで、三種類の芋をやっつけるかの如く夢中で焼いては食べての繰り返しでした。
でもなんだかあったかい焚き火をまるっと食べたようなほっこりした気持ちになって、季節を堪能できた気がします。
【プロフィール】
姫乃たま
■プロフィール:1993年、東京都生まれ。10年間の地下アイドル活動を経て、2019年にメジャーデビュー。同年4月に地下アイドルの看板を下ろし、現在は文筆業を中心にラジオ出演や音楽活動をしている。
2015年、現役地下アイドルとして地下アイドルの生態をまとめた『潜行~地下アイドルの人に言えない生活』(サイゾー社)を出版。著書に『職業としての地下アイドル』(朝日新聞出版)『永遠なるものたち』(晶文社)など。音楽活動では作詞と歌唱を手がけており、主な音楽作品に『パノラマ街道まっしぐら』『僕とジョルジュ』などがある。
■ホームページ:http://himenotama.com
■Twitter:https://twitter.com/Himeeeno