草木も芽吹く春ですが、日によってまだまだ寒暖差は大きく異なります。そんな時期のキャンプ、「どんな服装で行くといい?」「どんな持ち物が必要?」など、よくわからないことも多いはず。まずは天気予報をチェックして、最低気温を基準に服装と持ち物を選んでいきましょう。
今回は気温ごとに必要な装備や服装をご紹介します。
【Case.01/最低気温が5度以下の場合】
3月の夜はしっかり寒く、最低気温が5度以下になることもしばしば。吐く息が白く、テントの内側が結露しやすいので、対策が必要です。インナーテントを取り付けてダブルウォールにしたり、シールドルーフをかぶせたりして、天井の結露を減らしましょう。
【テントと就寝時の装備】
〇2ルームテント/インナーテント
〇マミー型の寝袋(できればダウン)【持ち物】
〇石油ストーブ/ホットカーペット/電気毛布など暖房器具
〇空気循環のためのサーキュレーター【服装】
〇ダウンジャケット/フリース/保温性インナー/ネックウォーマー/手袋/スキーウェア
【Case.02/最低気温が5度以上〜10度未満の場合】
気温が10度以下だと息が白くなるため、引き続き結露対策を行います。GWは暖かなイメージがありますが、地域によっては5月でも最低気温が10度以下になることがあるため、油断は禁物。ホッカイロや湯たんぽだけだと寒く、まだ暖房器具が必要です。
【テントと就寝時の装備】
〇2ルームテント/インナーテント
〇封筒型もしくはマミー型の寝袋【持ち物】
〇石油ストーブ/ホットカーペット/電気毛布などの暖房器具
〇空気循環のためのサーキュレーター【服装】
〇ダウンジャケット/フリース/保温性インナー/ネックウォーマー/手袋