北海道各所のスキー場では、夏場に相次いでゲレンデを利用したキャンプ場をオープンします。設備の整ったロッジ、斜面からの眺め、広々としたスペース。休止中のリフトが北海道・夏キャンプの景色のアクセントになります。そんな夏限定のスキー場キャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか!
洞爺湖温泉からクルマで約25分のリゾートキャンプ場
【施設名】オロフレリゾート(北海道壮瞥町)
自然公園「洞爺湖有珠山ジオパーク」ほか、ダイナミックかつ豊かな自然が魅力の壮瞥町(そうべつちょう)。町内にあるオロフレリゾートにはスキー場や宿泊施設があり、近場の洞爺湖、昭和新山、町営の温泉3カ所が近いなど、観光には便利な立地です。
夏場は、壮瞥町内のなかでは一番営業期間が長いキャンプ場としてオープン。基本的に敷地内であれば、テントはどこに張ってもOKです。山の上の方など、高い場所を選んで夜の星空観察を目的にするのもおすすめ。
ロッジ風トイレは清潔で快適と評判。焚き火台や斧などのレンタル、スウェーデントーチの販売もあるので、広々としたサイトでじっくり焚き火を見つめ、贅沢な時間を過ごすことができます。予約制ではないので、当日、直接キャンプ場で申し込んでください。
【データ】
■住所:北海道壮瞥町弁景204-5
■営業期間:4月中旬~11月上旬営業
■URL:https://orofure.web.fc2.com/camp.html
札幌の市街地を見下ろす家族のためのフィールド
【施設名】Fu’s SOTOIKU FIELD (北海道札幌市)
札幌市南区藤野にある「フッズスノーエリア」は札幌中心部からのアクセスもよく、初心者から上級者まで楽しめるスキー場です。2022年7月からは、ゲレンデをキャンプ場「Fu’s SOTOIKU FIELD」として開放しました。
広大な景色や札幌の夜景を独り占めできるスペシャルな「SORAサイト」や区画キャンプサイト、手ぶらキャンプサイト、芝生広場などで気持ちのよいアウトドアを家族で楽しむことができます。
コアハウス(管理棟)にはキャンプ用品や遊具のレンタルが充実。21時までゲレンデのナイター照明が点灯しているので、明るくて安心です。
小さな子どもを含むファミリー層が楽しめるようにと、ストライダーコース「Fu’s STRIDERアドベンチャーパーク」も同時オープン。大人も子どももたっぷり体を動かして遊べるフィールドです。
【データ】
■住所:北海道札幌市南区藤野473-1
■営業期間:6月中旬or下旬~10月中旬までの金・土・日曜営業 ※予定
■URL:https://www.fujino-yagai-sports.jp/field/camp
多彩な過ごし方ができる「十勝の森」のリゾート
【施設名】メムロ新嵐山スカイパーク (北海道芽室町)
帯広からほど近い芽室町中美生に広がる「メムロ新嵐山スカイパーク」は、十勝の森を生かした体験型施設。日高山脈を背に、広大な十勝平野を前面に配した雄大なロケーションのスキー場では、冬もスキー場に隣接するスペースでキャンプが楽しめるほか、夏もゲレンデを利用したキャンプ場がオープンします。
キャンプ場では、ワンちゃん連れ、家族連れも大歓迎で、敷地内には国民宿舎「新嵐山荘」もあるので、滞在場所はお好み次第です。夏はハンモックフォレスト、ワンちゃんと過ごせる屋外カフェなど開放的な施設も充実しています。
4輪バギーやタイヤの太いバイクで森林のなかを疾走したり、散策路を歩いたり。「新嵐山荘」2Fのレストラン「コロポックル」では、十勝のグルメをたっぷり味わえて、日帰り入浴も可能。遊び方自由自在のリゾート地です。
【データ】
■住所:北海道芽室町中美生2線42
■営業期間:通年営業(夏キャンプは4~11月)
■URL:http://shin-arashiyama.jp/