【キャンプで牛乳パックの活用術.04】食器
牛乳パックは、防災時に「お皿」として使えることで有名です。端を折り込んで組み立てれば、立派な皿 or ボウルに早変わり。液体を保管するパックだから、水分が染みてくることがないのです。防災時はさらにポリ袋やラップをかぶせて再利用します。
底面を切り取って、スプーンを作ることも可能です。切り込みを入れて折り畳んで持ち手を作り、すくう部分を適度な形にカットすればOK。食器を忘れたり、足りなかったりしても、牛乳パックさえあればなんとかなります。
【キャンプで牛乳パックの活用術.05】着火剤・調理補助具
牛乳パックは着火剤として使うことも、よく知られています。細かく切り込みを入れると、よく火がつき長持ちします。火にまつわるちょっと変わった使用法としては、調理器具の代わりにもなるのです。
アルミホイルで包んだホットドッグを牛乳パックに入れて、端から燃やす「カートンドッグ」は朝ごはんにピッタリ。ソーセージにはあらかじめ火を通したものを使い、アルミは三重くらいに巻きましょう。パンがトーストされて、温かいホットドッグを食べることができます。
また、焚き火や木炭の着火の際の便利なうちわ代わりにもなります。素材は紙ですが厚手でしっかりしているので、あおいでいてもへたることがなくサイズもピッタリです。
【キャンプで牛乳パックの活用術.06】おもちゃの材料
キャンプで子どもたちが退屈したら、牛乳パックでおもちゃを作ってみましょう。底の部分を切り取って、中心にペットボトルの蓋をテープで貼ればコマの完成。形は丸くても四角くてもOKで、模様を描けば、自分だけのオリジナルコマのできあがり。
切り取った底面の中心に穴を開けて、二重にしたタコ糸を通して端を結べば、ブンブンゴマに! 紐の両端を持ってぐるぐる回せば、ブンブン鳴る不思議なコマ。子どもも大人も、盛り上がること必至です。
その他にも、敷物に使ったり、ちりとりにしたり、ちょっとしたゴミ箱にしてみたりと、アイディア次第で急造のキャンプ用品になる牛乳パック。キャンプやアウトドアで活用してみませんか!
【まとめ】
自然に優しいアウトドア派&エコ派の人ならば、捨てることなく集めておくのが得策です。キャンプに行く前から捨てずにストックしておいて、キャンプなどのさまざまなシーンで使い倒してみましょう。