国指定登録有形文化財の小学校の跡地で楽しむグランピング
【施設名】昭和ふるさと村(栃木県)
国指定登録有形文化財の「旧木幡小学校」の敷地でグランピングと焚き火を楽しめる、貴重な体験が可能な施設が「昭和ふるさと村」です。
旧木幡小学校の建物は1934(昭和9)年に完成し、木造平屋建て桟瓦葺切妻屋根で、正面は洋風の「腰折り屋根」になっている歴史的な建築です。2006(平成18)年3月末まで現役の小学校として使われていました。
閉校後、2009(平成21)年からは、この貴重な遺産を活かし、キャンプ体験などができる「昭和ふるさと村」として運営。2021(令和3)年には、国指定の有形文化財に登録されました。
敷地内には、オートキャンプ場とグランピング施設があり、グランピングでは2人までのスモール、4人までのミドル、6人までラージの3タイプの棟があり、それぞれに焚き火台が設置されています。2人用の棟以外は、雨天でも焚き火が楽しめる設計になっています。
スモールの棟は、プールサイドというユニークなシチュエーション。ミドルとラージにはハンモックがついています。お風呂は屋内の共同浴場があり有料で貸切露天風呂の利用も可能です。
夕食は、栃木県産の豚肩ロースやアメリカ産ビーフをメインとしたBBQが堪能できます。オプションで、とちぎ和牛のサーロインステーキや海鮮も味わえるので、グルメ重視派や記念日にもおすすめです。
夜は、焚き火を囲んで和んだり、デッキチェアがある「星見デッキ」で星空観察をして過ごすのもいいですね。
「昭和ふるさと村」には、陶芸学校や、昔の学校を再現した展示、近隣の作家の作品を展示・販売するギャラリーなどもあります。せっかくなら、この施設ならではの体験もお見逃しなく。
【データ】
■住所:栃木県茂木町木幡252
■営業期間:通年営業
■URL:http://showafurusato.com/
【まとめ】
ひとくちに「グランピング」といっても、そのスタイルは千差万別です。シチュエーションやお料理、スペシャルな演出などなど、毎回、テーマを絞ってグランピング場をチョイスするのもおすすめです。