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花粉症シーズン到来! 春キャンで鼻炎に悩まないキャンプ場選びの極意を解説

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アレルゲン別の選び方の基準

 

自分を苦しめている花粉の種類を特定できたら、あとは「その花粉が少ない地域のキャンプ場を選ぶ」だけでOKです。キャンプ場の花粉の種類やアレルゲンの量を調べるのが難しい場合は、次のような基準で選んでみてください。

 

 

【アレルゲンが杉やヒノキの場合】
〇杉やヒノキが生息できない標高1000m以上
〇杉やヒノキが生息していない(または少ない)離島
〇北海道、沖縄など避粉地として知られる地域

【アレルゲンがシラカバの場合】
〇3~5月の北海道は避ける

【アレルゲンがヨモギやブタクサの場合】
〇花粉飛散はヨモギが9~10月、ブタクサが8~10月。春キャンプでの対策は不要

 

 

場所選びでの対策が難しい場合は、活動時間を花粉の飛散ピークと重ならないようにする「夜キャンプ」も検討してみましょう。花粉の飛散ピークは1日2回あり、1回目が11~14時、2回目が17~19時とされています。この時間帯を避けて、2回目のピークを過ぎた19時以降から翌朝10時ごろまでを屋外での活動に充てるようにすると、日中よりも花粉の症状を抑えられる可能性があります。

夜に活動しても他のキャンパーに迷惑がかからないプライベートキャンプ場を選ぶなど、周囲への配慮もお忘れなく!

 

花粉症だからといって、ベストシーズンにキャンプができないのはもったいないですよね。ウェアやテントに花粉が付着しにくいシャカシャカ素材のものにするなど、持ち物にも意識を配って、快適な春キャンプを楽しみましょう。

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