【ポイント.03 電源付きサイトを利用する】
快適な冬キャンプのためには、暖房器具が欠かせません。しかし、テント内で薪ストーブなどの暖房器具を利用する場合は、一酸化炭素中毒を防ぐための注意があれこれと必要になります。初心者には、これがなかなか大変です。
電化製品が使える電源付きサイトなら、一酸化炭素中毒のリスクがない電気タイプの暖房器具が利用できます。電気ストーブやホットカーペット、電気毛布など、活動の内容に合わせて使い分けができるのも電気タイプのメリットといえるでしょう。
一般的には、1サイトあたりの電源容量を10A(1,000W)とするキャンプ場が多いのですが、なかには20A(2000W)まで使えるキャンプ場もあります。上限が高いほどいろいろな電化製品を併用できるので、電源容量が高めのところを探してみるのもおすすめです。
【ポイント.04:高規格キャンプ場を選ぶ】
高い基準を満たした高規格キャンプ場には、初心者でも安心して過ごせる条件が整っています。管理人が常駐しているキャンプ場なら、人の少ない真冬のキャンプサイトで困った事態に陥った場合もサポートが受けられます。
また、お湯が使える炊事場や、冷えた体を暖めるお風呂、充実のレンタル品などがあると、さらに快適に過ごせます。寒さをできるだけ和らげて過ごせる設備があるキャンプ場を選びましょう。
一般的に、高規格キャンプ場は多くのキャンパーから人気があるため、夏場はなかなか予約が取れません。オフシーズンの冬なら競争率が低く、狙い目です。
人気沸騰中の冬キャンプは、夏にはない魅力がたくさんあります。しかし、積雪や気温の低下など、この時期ならではのトラブルも少なくありません。準備不足が事故につながることもあるので、きちんと下調べをして臨みましょう。できるだけ安全に過ごせるキャンプ場を選び、素敵な冬キャンプの思い出を作ってください。