「キャンプ場は盗難事件もけっこうあるらしい」という話を聞いたことがありませんか? ブームもあってキャンプ人口が増えるなか、残念ながらギアが盗まれてしまう事件も発生しています。そこで今回は、ベテランキャンパーのshiromani mamaさんにキャンプ場での防犯対策について伺いました。
テントを離れる時は道具を全てテントに仕舞いましょう
普段の生活なら、出かける前に必ず玄関や窓の戸締まりをしますが、キャンプに行くとついつい気が緩んでしまいがち。ちょっとテントを離れるぐらいならと、キャンプ用品を出しっぱなしにしてしまうこともしばしばです。
以前は、「同じ趣味を持つ人たちが、ひとの物なんか持っていくわけがない」という性善説がまかり通っていましたが、悲しいことに今は、そうも言ってられません。うっかり目を離してしまったばっかりに、自分が気に入って買ったギアが盗まれてしまった……、なんてことにならないように少しでもキャンプ中の不安を減らしていきましょう。
「テントから離れる際はキャンプ用品はテントの中に入れておく。これが基本です。我が家では、大事なものはインナーテントの中に入れるように心がけています。」とshiromani mamaさん。
現金は必要最低限の小銭だけ
現金を必要以上に持たないことも、防犯対策に繋がります。「私はキャンプには小銭入れだけを持っていきます。サイト料は事前にオンライン決済が可能なキャンプ場が多いですし、キャンプ場で現金を使うときは、売店で氷やジュースを買う場合やワークショップの参加費を現金で支払うぐらいですから」
財布を常に身につけておけばよいのですが、うっかり置きっぱなしにする可能性もないとはいえません。最初から必要以上には持っていかなければ安心ですね。