子供も大人も非日常が味わえる場面を!
では、親御さんはどのような時間を過ごしているのでしょう。
「親も一緒に周辺散策をしたり、おやつを食べてゆっくりしたり。普段とは違う時間の流れを感じていますね。我が家は、夕方からは子どもたちが焚き火の支度と管理をしてくれるので、その間にいろいろと準備をします。大人がゆっくりしたいときには、プロジェクターを持参して、映像をテントに映したりします。」
周りに民家やビルなどがない場所にあるキャンプ場は満天の星空を眺められる絶好の場所。都会での生活ではなかなか見ることができない、天然のプラネタリウム。キャンプならではの贅沢なシチュエーションです。
「目で見て」「肌で感じる」ことを大切に
「我が家では、キャンプに行ったら五感に刺激を受けてほしいと思っているんです。目で見て肌で感じることを大切にしています。」とshiromani mamaさん。
子どもたちに焚き火を管理してもらうのも、火がないと寒いし、ごはんも作れない。「火がないと困る」というのを肌で感じてもらうためなのだそう。
「やけどをすれば、火は危ないとか怖いということも知れる。男の子は経験してなんぼだと思っているので、キャンプはいろいろなことを体験できる場だと考えています。」
冬のキャンプでは夜にテントのなかで家族でカードゲームをやったり、それぞれが持参した本を読んだり、けん玉やヨーヨーなどの昔遊びをやることもあるとか。時間は持て余すことはないと言います。
自然のなかだからこその遊びを体験したり、焚き火を囲みながら家族での会話をゆっくり楽しむなど、何もないからこその時間を味わうのもいいですね。
■shiromani mamaさん
■プロフィール:
静岡県在住。小学生の男の子2人のママ。キャンプにまつわるイベントの開催や、ママ目線でファミリーキャンプの情報を発信。夫のshiromaniさんは、ファミリーキャンプの映像を中心に、YouTube「shiromani channel」で配信中。
https://www.youtube.com/channel/UCrp1BqpYBF8LPsXGmXvNd9A